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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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〒771-1330 徳島県板野郡上板町西分字橋北16番地2

よろず見聞録54Experience & knowledge

54-3)河口湖・富士山5合目

 富士五湖とは、富士山の噴火によってできた堰止湖で、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の五つの総称である。今回訪れた河口湖は富士五湖の中で最も面積が大きく、湖面の標高は約830mである。あいにくの曇天で期待していた富士山は全く見えなかった(写真1右下段参照)。
 河口湖から次の目的地
富士山5合目までは有料道路を含み料金所から約30q、約40分で標高2305mにある富士スバルライン5合目に着いた。途中、霧が晴れたり、懸かったりしていたが、5合目では、雲の間から顔を出した山頂と雲を通して見えた太陽を撮影することができた。御利益に感謝。写真1右上段の小御岳神社は937年創建、毎年7月1日早朝に富士山の開山祭が行われる。

写真1.左:濃霧が晴れ一瞬頂きが拝めた富士と太陽 右上段:小御岳神社 右下段:河口湖(2025年9月30日撮影)
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2025.09.30)

54-2)松本城・上高地(蓼科グランドホテル滝の湯)

 長野県松本市にある5重6階の天守を持つ黒塗りが印象的な松本城は犬山城、彦根城、姫路城、松江城と並び国宝に指定されている。5重は屋根の数、6階は床の数であるが、例えば、犬山城は3層4階で屋根の数を層としている。研究者によっても重と層は統一されていないようであり、現在の城の管理者の呼び方に倣うのが最善のようである。松本城は永正年代始めに築城された深志城が始まりで、その後、名を松本城と改め、天守は1593〜94年頃に石川数正の子、康長が築造したと考えられている(写真1参照)。
 
上高地は松本市の西方約50qの位置にある日本有数の山岳リゾートである。河童橋から速足で約15分、梓川の辺に英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフはある。1891年、上高地を訪れたウェストンは山案内人の上條嘉門次と共に、北アルプスに挑み、1896年、紀行文「日本アルプスの登山と探検」の中で、上高地の魅力を世界に紹介している(写真4参照)。
 NHKの「ブラタモリ」(10月4日、11日)が上高地を採り上げていた。標高約1500mの山間に広がる上高地には年間約145万人が訪れている。平らで広大な盆地、3000m級の高い山、透き通った美しい川に加えて、砂防堰堤を築き、絶景を残そうとし先人たちの努力があってこその奇蹟の絶景である(写真2参照)。
 朝食会場のレストランはオープン前であったが、先客がいた。見覚えがある人だと思っていたら妻が先に声をかけていた。羽織っていたジャンパーが映画「
剣岳点の記」の関係者らしいとの思いからであったが、その方は正しく、モロ師岡さんご本人であった。映画では木山竹吉(陸地測量部測夫)を演じられた。TBSドラマの撮影で来ているとのことであった。ほんの短い時間であったが、松田龍平さんの剣岳撮影時の過酷なエピソードも披露してくれた。今後のご活躍を期待している旨伝えることもできた貴重な時間となった。旅に出ると、絶景のみならず、このような思いがけないほっとする素敵な出会いがあったりもする(写真3参照)。

写真1.上段 松本城
 下段左 配置図(入館時受領) 下段右 黒門(2025年9月29日撮影)
写真2.上段:河童橋から見た穂高連峰(河童橋案内板写真に筆者名称追記)(2025年9月29日撮影)
    下段:穂高連峰(出典:国土地理院標準地図、赤丸筆者追記)
写真3.立山・黒部峡谷
(出典:国土地理院標準地図、赤丸筆者追記(上方の○囲みが剣岳、下方の囲みが室堂))
写真4.上段 ウェストン碑及び現地説明文 下段 クマよけの鐘(複数個所に設置)(2025年9月29日撮影)
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2025.9.29)

54-1)峠の釜めし・旧軽井沢・白糸の滝(ホテルグリーンプラザ軽井沢泊)

 2025年9月28日、JR横川駅近くの荻野屋で昼食(峠の釜めし)を済ませた後、15時30分頃、日本有数のリゾート地である軽井沢に入り、旧軽井沢銀座通りを散策した。軽井沢宿は中山道67次の江戸から数えて18番目の宿場であり、碓氷峠が近く、中山道の中でも栄えた宿場の一つと伝わっている。今回訪れた旧軽井沢辺りが該当するようであるが、明治に入り、宿場制度が廃止されると外国人や富裕層の避暑地として発展、宿場町の名残は殆どとどめていない。
 一方、2017年4月18日に訪れた34番目の宿場、奈良井宿は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、明治以降の発展は、当然のことではあるが、それぞれ独自の路線を辿っているようだ。
 白糸の滝は旧軽井沢から国道146号線を20分ほど北上したところにある。この滝は湯川の水源にあり、高さ約3m、幅約70m、地下水が白糸のように落下している(写真1)。また、現地の説明板には、「この滝は冬も枯れることなく湧き出しており、浅間山に降った雨が地下に浸透し湧き出るまでに6年程度かかる。水温は11.8℃と高めであるが、これは火山活動に伴う地熱の影響によるものと考えられている」と記載されていた。
写真1.白糸の滝(2025年9月28日撮影)

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2025.9.28)

54)軽井沢・白糸の滝・松本城・上高地・富士山5合目

 2025年9月28〜30日、羽田集合のツアーに参加し、群馬から長野、山梨県を訪れた。北は秋田、山形、南は山口、広島まで総勢42人の参加者全員がバスに乗り込んだのを確認し、10時頃、最初の目的地に向かった。今回の旅のルートは以下のとおり。
・自宅⇒松茂⇒羽田空港(集合)
・関越自動車道・高坂SA⇒昼食(荻野屋/峠の釜めし)(13:00~14:00)
・旧軽井沢銀通り(15:30~16:30)⇒白糸の滝(15:40〜16:20)⇒北軽井沢・ホテルグリーンプラザ軽井沢泊
・ホテル出発(08:00)⇒松本城(10:30〜12:00)⇒昼食(アルプス街道平湯/鶏ちゃん焼き)(13:00〜14:00)
・上高地(梓川、河童橋、ウェストン碑、大正池など(14:30〜15:50)⇒蓼科グランドホテル滝の湯(18:40着)泊
・ホテル出発(08:30)⇒河口湖(10:40)、富士山5合目・小御嶽神社(12:00〜12:45)⇒昼食(旅の駅/河口湖)
・羽田空港(17:10)⇒羽田空港(18:25)⇒松茂(19:55)20分延着
・松茂(夕食)⇒自宅
図1.旅のルート(出典:旅に出かけたくなる地図/帝国書院)

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