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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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よろず見聞録52Experience & knowledge

52)坂の上の雲ミュージアム

 2025年5月15日、坂の上の雲ミュージアムに行ってきた。松山は何度か訪れているが、ミュージアムは今回が初めてである。一度は行ってみたいと思っていたが、三年前に行ったときは残念ながら休館であった。NHKのスペシャルドラマが2024年9月8日から2025年3月9日までNHK総合で再放送されたことがきっかけとなり、できるだけ早い時期に行こうと決めていた。ミュージアムは松山城の南東方向、城山公園と市街地の境界部分にある。弊事務所からは休憩を挟み、3時間足らずの距離にある。
 写真1は当日入手したパンフレットの一部を当事務所で加工したものである。写真中央部には建物の断面図を貼付している。また、3Fから4Fのスロープの壁面には1968年4月22日から1972年8月4日まで、1296回に渡って産経新聞に連載された「坂の上の雲」が展示されている。作者は司馬遼太郎、松山出身の正岡子規、秋山好古、真之の3人を中心に近代国家を目指す明治の日本を描いている。
 パンフレットにある建物上空には一朶(いちだ)の雲がかかっている。ドラマの冒頭のナレーションが印象に残る、 初回放送分は4分超で、「まことに小さな国が開花期を迎えようとしている。」に始まり、次のように続く。
「小さなといえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。(略)
 四国は伊予松山に、三人の男がいた。この古い城下町に生まれた秋山真之は、日露戦争が起こるにあたって勝利は不可能に近いといわれたバルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦を立てそれを実施した。
 その兄秋山好古は、日本の騎兵を育成し、史上最強といわれるコサック師団を破るという 奇蹟を遂げた。
 もう一人は、俳句、短歌といった日本の古い短詩型に新風を入れてその中興の祖となった俳人、正岡子規である。
彼らは明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながら歩く。登って行く坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を登って行くであろう。」
 

 
当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2025.5.15) 
                                           

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