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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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〒771-1330 徳島県板野郡上板町西分字橋北16番地2

トピックス詳細37Topics detail

37-5)iPS細胞 利用拡大-5

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。2021年5月21日と2023年4月18日、12月10日の徳島新聞は次のように報じています。
1)2021年5月21日 「既存薬活用の「iPS創薬」ALS進行抑制に効果」 
 慶応大は20日、iPS細胞を使って有望な既存薬を探し出し、全身が動かせなくなる難病「ALS」の患者への臨床試験で病状の進行を約7か月遅らせる効果を確認したと発表した。患者のiPS細胞で病気を再現し、効果が高い薬を見つける「iPS創薬」の手法を活用。チームは「世界で初めてiPS創薬の有効性をはっきりと示した」としている。
2)2022年4月18日 
「ゲノム編集iPS提供へ 京大、来年3月拒絶リスク減」
 京都大iPS細胞研究財団が、「ゲノム編集」技術で免疫に関わる型を変え、拒絶反応リスクを小さくしたiPS細胞を来年3月から医療用に提供する方向で準備していることが17日、分かった。種類を順次増やして、日本人のほぼ100%、世界人口の95%に適合し、病気の治療に活用できる細胞の備蓄を目指す。(略)
3)2022年12月10日 
「ひも状iPS網膜移植 神戸の病院 定着率向上図る」
 神戸市立神戸アイセンター病院は9日、iPS細胞から作った網膜の細胞をひも状に加工し、目の病気の患者に移植する手術を1例実施したと発表した。ひも状に加工することで定着率の向上が期待できる。今後約1年経過観察し、効果や安全性を確認する。(略)これまで、細胞を含む液体を移植する形で実施していたが、細胞が流出するなどして定着率が低いのが仮題だった。(略)
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。 (2023.5.1)

37-4)iPS細胞 利用拡大-4

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。2020年6月20日と6月23日の徳島新聞は次のように報じています。
1)2020年6月20日 「心臓治療にiPS 京大 心筋移植 学内承認」 
 iPS細胞から作った心臓の筋肉などの細胞をシート状に成形し、5枚重ねにして重い心臓病の患者に移植する京都大チームの臨床研究計画を学内の審査委員会が承認した。厚生労働省の審査で認められれば実施する。
2)2020年10月23日 
「iPS がん治療開始 国内初免疫細胞を移植」
 iPS細胞から作ったナチュラルキラーT(NKT)細胞」と呼ばれる免疫細胞を頭頚部がんの患者に移植する医師主導治験を千葉大と理化学研究所のチームが始めた。使用するNKT細胞はがんを攻撃するほか、ほかの免疫細胞の働きを高めるとされるが、血液中にわずかしかない。治験では健康な人からNKT細胞を取り出し、iPS細胞にして大量に増やした上で、再びNKT細胞に変化させ、がんにつながる血管に注入する。約五千万個の細胞を3回に分けて移植する。
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☆iPS細胞の再生医療に関する臨床研究や治験として実施が認められたものには、
  パーキンソン病(京大)、加齢黄斑変性(理研)、角膜疾患(阪大)、心臓病(阪大)、再生不良性貧血(京大)、
  脊髄損傷(慶応)があります。
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。 (2020.11.15)

37-3)iPS細胞 利用拡大-3

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。2020年6月11日の徳島新聞は次のように報じています。
 「治療薬開発 iPS活用」 
 新型コロナウィルス感染症の病態の解明や治療薬の開発にiPS細胞を活用する取り組みが国内外で始まっている。体のさまざまな組織に変化するiPS細胞としての性質を利用して、患者に負担をかけず研究を進められるのが強み。既に、欧米のチームが成果を上げたと報告。国内でも京都大学が研究を開始した。
報道の要約は以下の通り。
1)iPS細胞から血管の組織を作って新型コロナウィルスに感染させた。⇒ウィルスが細胞表面のたんぱく質「ACE2」に結合していることを確認。⇒結合を妨げて感染を防ぐ可能性のある物質を発見。⇒新しい治療薬のヒントが得られた。
(スウェーデンやカナダなどの国際チーム))
2)iPS細胞から肺の細胞を作り、感染の仕組みや肺炎が起こる原因を探る研究を今春開始した。
(京都大学医学研究科らのチーム)
3)万能細胞の肝性幹細胞(ES細胞)から作った肺の小さな組織を活用したコロナ研究の論文をウェブ上で公開。
(米国コーネル大学などのチーム)
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☆iPS細胞の再生医療に関する臨床研究や治験として実施が認められたものには、
  パーキンソン病(京大)、加齢黄斑変性(理研)、角膜疾患(阪大)、心臓病(阪大)、再生不良性貧血(京大)、
  脊髄損傷(慶応)があります。
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。 (2020.11.15)

37-2)iPS細胞 利用拡大-2

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。2020年1月25日の徳島新聞は次のように報じています。
 「iPS軟骨で膝治療 京大計画 患者の関節に移植」 
 厚生労働省の専門部会は2020年1月24日、iPS細胞から作った軟骨組織を、膝関節を損傷した患者に移植して治療する京都大学の臨床試験計画の実施を了承した。臨床研究や治験として実施が認められたiPS細胞の再生医療は国内7例目。
−(略)−

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☆京都大学は既にブタに移植をして効果を確認しています。
 ・2015年2月27日、
  京大 iPSから軟骨作製 世界初 ブタに移植 効果確認
   iPS細胞から、膝などの関節の「軟骨組織」を作り、軟骨を損傷したミニブタの関節に移植して体重を支えること  に成功した。☆iPS細胞から軟骨組織を作製したのは京都大学のチームが世界初。関節軟骨の新たな再生医療として  4年以内に臨床応用したいと報じている。(徳島新聞)
☆iPS細胞の再生医療に関する臨床研究や治験として実施が認められたものには、
  パーキンソン病(京大)、加齢黄斑変性(理研)、角膜疾患(阪大)、心臓病(阪大)、再生不良性貧血(京大)、
  脊髄損傷(慶応)があります。
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2020.1.30)

37-1)iPS細胞 利用拡大-1

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。心筋の移植も研究対象の一つです。2018年2月28日、次のように報じられていました。
 「iPS細胞から作った心臓の筋肉のシートを、心不全の患者に移植の臨床研究」
 大阪大学の澤芳樹教授(心臓血管外科)らのグループの臨床研究について、大阪大学の再生医療を審査する委員会は計画を了承。臨床研究は澤教授らが計画、実施。iPS細胞は、京都大学iPS細胞研究所が品質を確認して備蓄しているものを使う。−−−。
 2018年に実施を予定していた1例目は、大阪北部地震の影響を受け、延期を余儀なくされていましたが、2020年1月28日の徳島新聞は次のように報じています。
 
「iPS心筋 世界初移植 阪大、心不全患者に治験」
(略)−当初,臨床研究として2018年度に開始する予定だったが、同年6月の大阪北部地震で研究施設が被災して中断した。細胞を効率よく大量に培養したり、腫瘍化のリスクを下げたりする手法の開発が進んだことで、臨床研究よりも実用化に近づく治験として実施する方針に転換した。
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2020.1.30)

37)iPS細胞 利用拡大

 京都大学の山中伸弥教授がマウスで世界に先駆けて開発した万能細胞は2006年8月、Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられるCell誌に掲載され、発表した万能細胞は「iPS細胞」と名付けられ、山中教授は、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
 図1は、「iPS細胞」の発表、約15か月後、2007年11月23日付、朝日新聞に掲載された記事を引用したものです。

 図1.万能細胞 日米競争 
(出所:朝日新聞2007年11月23日 21 科学)


 その後、
iPS細胞を利用した研究は進み、再生医療の実用化に向けた動きは活発になっています。
 例えば、
・2014年2月14日
 iPS細胞使い成果続々 京大など 
        
遺伝子正常でもがんに 形成実験で解明
        血小板大量作製に成功 輸血安定供給へ道

2015年2月13日
 膵芽細胞 iPSで効率よく作製 京大チーム マウス成功 インスリン分泌も
  iPS細胞を膵芽細胞に変化させる方法はいくつか報告されていたが、効率の面で課題があった。☆京都大学のチーム
 はこの課題に取り組み、効率よく膵芽細胞を作製することに成功したもの。マウスによる実験でインスリンの分泌も確
 認できており、今後、膵臓から分泌され、血糖値を調節するインスリンが出なくなる糖尿病の治療法の開発につながる
 可能性があるとのこと。(徳島新聞)
・2015年2月27日、
 京大 iPSから軟骨作製 世界初 ブタに移植 効果確認
  iPS細胞から、膝などの関節の「軟骨組織」を作り、軟骨を損傷したミニブタの関節に移植して体重を支えることに
 成功した。☆iPS細胞から軟骨組織を作製したのは京都大学のチームが世界初。関節軟骨の新たな再生医療として4年以
 内に臨床応用したいと報じている。(徳島新聞)
2018年2月28日iPS細胞から作った心臓の筋肉のシートを、心不全の患者に移植の臨床研究
 大阪大学の澤芳樹教授(心臓血管外科)らのグループの臨床研究について、大阪大学の再生医療を審査する委員会は計画を了承。臨床研究は澤教授らが計画、実施。iPS細胞は、京都大学iPS細胞研究所が品質を確認して備蓄しているものを使う☆2018年に実施を予定していた1例目は、大阪北部地震の影響を受け、2019年冬頃に延期するとのこと。
・2019年4月18日、理研などは、iPS細胞を目の難病患者に移植した臨床研究について、術後1年の経過を発表
 移植した細胞はがん化せず、強い拒絶反応もなかったことから、安全性が確認できたとのこと。理研などの研究チームは2017年3〜9月、他人のiPS細胞からつくった網膜の細胞を、失明のおそれがある網膜の病気「加齢黄斑変性」の60〜80代の男性5人に移植していた。
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 京都大学iPS細胞研究所のホームページの「よくある質問」の中に次のような問答があります。
 
Q:iPS細胞は、どのように活用できると考えられているのですか?
 A:iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
     ー(後略)−

 iPS細胞から分化誘導した神経、心筋、膵、肝などの細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できるとしています。
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・2019年8〜9月
にかけてiPS細胞を利用した研究成果が続けて二例発表されました。
 1)「iPS角膜世界初移植 阪大、患者の視力改善」(2019年8月30日付)
 2)「iPS細胞でミニ多臓器 肝臓・膵臓 胆管で連結」(2019年9月26日付)
 徳島新聞では、それぞれについて、次のように報じています。
1)iPS角膜世界初移植 阪大、患者の視力改善  
 大阪大学の西田教授(眼科学)のチームがiPS細胞から作った角膜組織を40代の女性患者に移植する世界初の臨床研究
を7月に実施と発表しました。図1は、iPS
細胞から作った角膜組織の写真と臨床研究のイメージです。  
写真1.
iPS細胞を使った角膜再生
(出典:(2019年8月30日付、徳島新聞)
2)iPS細胞でミニ多臓器 肝臓・膵臓 胆管で連結

 東京医科歯科大学武部教授のチームがiPS細胞から、肝臓と膵臓が胆管でつながった「ミニ多臓器」を作ることに世界で初めて成功したというもので、まだ課題はあるが「10年以内に移植医療で使える技術にしたい」としています。
  図2は、iPS細胞から臓器を作る流れと作ったミニ多臓器の画像です。

写真1.
iPS細胞でミニ多臓器
(出典:2019年9月26日付、徳島新聞


 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2019.10.9)
                                            

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